医療機関・介護施設の方へ
当院ホームページをご覧いただきましてありがとうございます。各担当者の方へのメッセージと私自身の在宅医としての経験例も記載させて頂きます。
病院地域連携室の方へ
当院は自宅退院時、訪問診療必要な方がおられましたらご連絡頂ければ速やかに対応いたします。退院時カンファレンスは勿論、入院されてる方は退院日の速やかな設定を一緒に取り組んで行けたらと思います。また、専門科の通院が必要な場合、在宅の情報など主治医と密に連携しますので、情報共有の橋渡しをお願いできればと思います。
高齢者施設・訪問看護の方へ
当院は施設様、訪問看護様の方針を尊重し、ご依頼頂ければ速やかに対応させて頂きます。些細な事でも相談頂き、患者様が安心して生活を送れるようサポートします。家族さん、施設の職員、訪問看護と密接な連携を保ち地域包括ケアシステムの構築に尽力いたします。また、緊急時や新規入居時、病院からの退院時は速やかに診察に参ります。必要物品、外用剤、各種書類は手早く提供しますので気軽にご相談・ご依頼ください。
ケアマネジャーの方へ
医療面で困っていることあれば、ぜひ率直にご相談ください。利用者の方を取り巻く環境に一緒に取り組み、対応させて頂けたらと思います。
私自身の在宅医としての実際の経験症例について（2021年4月-2024年6月）
担当患者数 延べ約1500人 （400－500人/月）
疾患に関しては内科、泌尿器疾患、癌末期、神経疾患を含む難病、認知症、皮膚疾患、呼吸器・消化器疾患、糖尿病や心不全、腎不全、老衰による自然な終末期の方まで多数、併存疾患ある方がほとんどです
<今まで担当した具体例>
・癌や認知症などの末期状態で在宅の治療を希望している方
・心不全や呼吸不全があり、増悪を繰り返すも在宅療養の継続を希望している方
・認知症の精神行動症状が強く、介護困難となった方
・神経疾患含めた指定難病あり、介護困難となった方
・こだわりが強く、生活の継続が困難になっている方
・重度の褥瘡で全身状態不良で全身管理が必要な方
・尿道カテーテル管理、交換が難しい方
・複数の疾患を抱えていて判断に苦慮する高齢者
・医療機関に行きたがらないけど医療が必要な方
私自身が主治医として看取りを行った患者 138名
| 死因 | 件数 |
| 老衰 | 88 |
| 心不全、肝不全等 | 13 |
| 神経疾患 | 6 |
| 癌 | 31 |
| 総数 | 138 |
癌疾患患者の内訳 31名
| 件数 | |
| 悪性リンパ腫 | 3 |
| 胃癌 | 4 |
| 肝胆膵癌 | 6 |
| 口腔内癌 | 3 |
| 食道癌 | 1 |
| 大腸癌 | 3 |
| 肺癌 | 4 |
| 尿路上皮癌 | 2 |
| 乳癌 | 2 |
| 前立腺癌 | 1 |
| 卵巣癌 | 1 |
| 腎細胞癌 | 1 |
夜間休日当直でのグループ内の他患者含めた看取り患者数並びに看取り時間帯
| 件数 | 割合（％） | |
| 深夜帯(22-6) | 110 | 40 |
| 夜間、早朝(6-9, 18-22) | 76 | 28 |
| 日勤（休日） | 39 | 14 |
| 日勤(9-18) | 50 | 18 |
| 総数 | 275 |
